神明社 三富・富岡総鎮守 通称「富の神明様」
神明社 三富・富岡総鎮守 通称「富の神明様」 埼玉県所沢市中富1507
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いも神様のお話

──とめのいも(かわごえいも)の はじまり──

林 伊佐雄(監修)  林 伊佐雄/代田 知子(脚本)   渡辺 弘子(画)   三芳町立図書館(協力)
2006年11月23日作成
(参考資料)『吉田弥右衛門物語』 
     井上浩(文) 山田英次(イラスト) 川越いも友の会(発行)

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おいしいばかりではなく、
サツマイモは、たくさんの命を救ってくれました。
江戸時代の飢饉(ききん)のときも、
60年ほど前の大きな戦争のときも、
サツマイモのお陰で大勢の人が、飢え死にせずにすんだのです。

むかし日本のあちこちに、
サツマイモを普及するために知恵をしぼり、
みんなの命を救おうとした人たちがいました。
その人たちはみな、土地の人々に、
イモ神様、イモじいさんと呼ばれて感謝され、
神社などにまつられるようになっています。

吉田弥右衛門(よしだやえもん)は、武蔵野台地で、
はじめてサツマイモを作った人。
今でも村人に感謝され、
三富、富岡地域総鎮守の神明社(しんめいしゃ)に
「甘藷の神(いものかみ)」として
大切におまつりされています。

食べ物の大切さ、
まわりの人の幸せを願う大切さを教えてくれ、
困難に出会ったときには、
生きる勇気を与えてくれる神様です。

           おわり