神明社 三富・富岡総鎮守 通称「富の神明様」
神明社 三富・富岡総鎮守 通称「富の神明様」 埼玉県所沢市中富1507
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いも神様のお話

──とめのいも(かわごえいも)の はじまり──

林 伊佐雄(監修)  林 伊佐雄/代田 知子(脚本)   渡辺 弘子(画)   三芳町立図書館(協力)
2006年11月23日作成
(参考資料)『吉田弥右衛門物語』 
     井上浩(文) 山田英次(イラスト) 川越いも友の会(発行)

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けれども、川がなく、水のない南永井村には、
お米を作る田んぼがありません。

子ども
「かあちゃん、白いめしを 
腹いっぱい くいてえよお」
母 親
「何、言ってんだい!
みんな 我慢してるんじゃないか。
ねえものは ねえんだよ」
  (切なそうな声で・・)

南永井の人々は、冬には 畑で大麦を作り、
夏には、アワ、ヒエ、オカボを作りました。
(注記/オカボ・・陸稲)

でも、ここの土は、
栄養の少ない「やせた土」。
作物は、ほんの少ししかとれないし、
肥料を買うお金もありませんでした。